なぜなにアイドレス |
計算機 |
アイドレス対数講座 |
ダームさんによるアイドレス講座 |
詩歌藩国のアイドレス講座 |
登場人物 | アイコン作成:カヲリさん | ||
![]() | 世界忍者国の女王で、4姉弟の長姉。とっても頭のいい人。今回の先生役。 | ![]() | 4姉弟の3番目。容姿端麗成績優秀、それでいて可憐な乙女の中身を持っている超人 |
![]() | 4姉弟の2番目。うっかりもので、数学が苦手。今回、一大決心をして、遅いながらも計算の勉強に挑戦。 | ![]() | 末弟。素直で元気な性格だが、素直すぎてちょっぴり毒舌気味。 |
![]() | 「アイドレスって戦闘方法が難しい。対数って何ー。でも、今更聞くに聞けないー」 | |
![]() | 「ね、姉さん。落ち着いて」 | |
![]() | 「対数が苦手!アプローの涙から参加してても戦闘計算がよくわからないー!!」 | |
![]() | 「まあ、数学が苦手な子にはあんまり楽しくはないねう」 | |
![]() | 「(普通、分からなくても黙ってるよな・・・・・今更)」 | |
![]() | 「そういうわけで、分かりやすい表を作ってみましたー」 |
評価値 | リアルデータ | 評価値 | リアルデータ | 評価値 | リアルデータ | 評価値 | リアルデータ |
0 | 1 | 10 | 57 | 20 | 3325 | 30 | 19万 |
1 | 1.5 | 11 | 86 | 21 | 4987 | 31 | 28万 |
2 | 2.25 | 12 | 129 | 22 | 7481 | 32 | 43万 |
3 | 3.37 | 13 | 194 | 23 | 11222 | 33 | 64万 |
4 | 5.06 | 14 | 291 | 24 | 16834 | 34 | 97万 |
5 | 7.59 | 15 | 437 | 25 | 25251 | 35 | 145万 |
6 | 11.39 | 16 | 656 | 26 | 37876 | 36 | 218万 |
7 | 17.08 | 17 | 985 | 27 | 56815 | 37 | 327万 |
8 | 25.62 | 18 | 1477 | 28 | 85222 | 38 | 491万 |
9 | 38.44 | 19 | 2216 | 29 | 12万 | 39 | 737万 |
![]() | 「・・・・・あれ?この表、おかしくないですか?」 |
![]() | 「姉さん、評価10以降の小数点以下は?」 |
![]() | 「そんなものは蜃気楼です」 |
![]() | 「おいおいおいおい」 |
![]() | 「ま、まあ、アラダ相手になってくると、あまり使わないですからね」 |
![]() | 「・・・・・・・・・姉さん、評価29以上の1000の位・・・・・・・」 |
![]() | 「心の綺麗な人にしか見えないんです」 |
![]() | 「いやいやいやいや」 |
![]() | 「(僕の手元の表には、ある)」 |
![]() | 「いくらなんでも、大雑把すぎるねう。せめて、四捨五入くらいしなさい」 |
![]() | 「えー、めんどう」 |
![]() | 「そ、そうですね。わかばの人達や算数が数学になってから解けなくなった人には、こっちの方がいいかも(精一杯のフォロー)」 |
![]() | 「・・・・・義務教育までは数学もちゃんとできたもん」 |
![]() | 「姉さん、言い訳になっていないですよ」 |
![]() | 「で、ちまちま電卓叩いて一覧表にしたんですけど、これって何ですか?」 |
![]() | 「・・・・・・・・」 |
![]() | 「・・・・・・・・」 |
![]() | 「・・・・・・・・」 |
![]() | 「だって、評価値とか、リアルデータとか、よく判らないんだもん!!!」 |
![]() | 「RPGでいう所の評価値はレベル。リアルデータは経験値みたいなものですよ」 |
![]() | 「普通の人間一人の力を【1】として、一般人○人分という数を【リアルデータ】と呼ぶんです。これを『評価値』というレベルにすると、“評価値『0』”になるんです」 |
![]() | 「詳しくはアイドレス対数講座を読むねう」 |
![]() | 「(読んでみた)・・・・・『評価値』は、位が一つ上がるごとに、1.5倍の能力になるんですね。だから、一般人10人分の能力があっても、評価値は『10』ではなくて、リアルデータが【10】に一番近い・・・・・【11.39】だから評価値『6』になるんですね」 |
![]() | 「はい、姉さん、よくできました」 |
![]() | 「ただ、実際は“閾値”というものがあって、リアルデータAとBの平均値で評価が変わるわけではないのです」 |
![]() | 「1.5の乗数だから、正比例のグラフとは異なるねう。アイドレス対数講座のグラフを見るとわかるねう」 |
![]() | 「で、結局、『何人増えたら評価が上がるかわからない』って言ってる人が多いんですよね」 |
![]() | 「じじゃーん、そんなこともあろうかと、手計算でつくってまーす」 |
![]() | 「(ジャジャーンって言いたかったんだな)」 |
追加人数 | 評価値 | 追加人数 | 評価値 | 追加人数 | 評価値 |
1人 | +2 | 21〜31人 | +8 | 239人〜357人 | +14 |
2人 | +3 | 32〜47人 | +9 | 358人〜536人 | +15 |
3〜5人 | +4 | 48〜70人 | +10 | 537人〜804人 | +16 |
6〜8人 | +5 | 71〜105人 | +11 | 805人〜1206人 | +17 |
9〜12人 | +6 | 106〜158人 | +12 | 1207人〜1810人 | +18 |
13〜20人 | +7 | 159〜238人 | +13 | 1811人〜2715人 | +19 |
![]() | 「なんと、○人増えたら、『評価値』がいくら増えるのかが一目で分かる優れものです・・・・・・・よね?」 |
![]() | 「・・・・・・・なんで、自分で作った表なのに信じられてないんですか」 |
![]() | 「だってー。末弟にすら『精神年齢がかなり低い俺すらぶっちぎって低かったりするわけなので悪い人に騙されないかとひやひやしているわけで 』って言われるくらいうっかりだもん」 |
![]() | 「凍矢くん、そんなことを言ったんですか・・・・・・・・・」 |
![]() | 「俺、うっかりとまでは言ってないですよ!!」 |
![]() | 「(聞いてない)えーと、100人増えると、評価が『+11』・・・・・あれ?評価『0』(=一般人)が1000人いても、評価は『18』にしかならないんですね」 |
![]() | 「評価『5』の人間が100人いても、『+11』だから、評価『16』ねう」 |
![]() | 「おおぅ!そうやって使うんですか!!」 |
![]() | 「君が作った表だーー」 |
![]() | 「・・・・・・・・・・・・(姉さん)」 |
![]() | 「じゃあ、せっかくだし、シフトのこともやろうか」 |
![]() | 「えー」 |
![]() | 「姉さん、何事も勉強ですよ」 |
![]() | 「それに、シフトは簡単なんですよ」 |
![]() | 「まあ、差分とかシフトは覚えておくといいねう」 |
![]() | 「『31』+『33』=『34』というのですか?」 |
![]() | 「それですね」 |
![]() | 「シロ宰相は、どこかの宇宙の、10進法を使わない地域で生まれ育ったに違いありません!」 |
![]() | 「いや、10進法だから、これ(指数計算も入ってるけど)」 |
![]() | 「?????女王様も宇宙人だったんですね!」 |
![]() | 「むしろ、姉さんが宇宙からの電波系・・・・・・・」 |
![]() | 「評価『33』を、評価『31』を使って表すと?」 |
![]() | 「せんせー、わからないことがわからないです」 |
![]() | 「・・・・・・・・・・・・・・・・・」 |
![]() | 「『31』×1.5×1.5ですよ、姉さん」 |
![]() | 「くすん、弟妹の中で一人だけ優秀なんだからっ」 |
![]() | 「俺まで一緒にしないで下さい!」 |
![]() | 「しくしく」 |
![]() | 「まあ、『31』×1.5×1.5=『31』×2.25.じゃあ、これと『31』を足すと?」 |
![]() | 「これはできます。『31』×(1+2.25)=『31』×3.25」 |
![]() | 「リアルデータ【3.25】は評価+3。なので、『31』+3=『34』」 |
![]() | 「大きい方から考えると、楽ねう」 |
![]() | 「『31』は『33』で表すと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 |
![]() | 「(この間は何だろう?)」 |
![]() | 「『33』÷1.5÷1.5=『33』÷3/2÷3/2=『33』×2/3×2/3=『33』×4/9=『33』×0.4。『33』×(1+0.4)=『33』×1.4」 |
![]() | 「(何故、分数を使って計算を複雑にするんですか、姉さん!)」 |
![]() | 「1.4は対数表の中でどれに一番近い?」 |
![]() | 「評価1。じゃあ、+1」 |
![]() | 「ちなみに差分4以上だと、1.19だから、評価0」 |
![]() | 「だとすると、差分4以上は考えなくていいんですね」 |
![]() | 「この子は、すぐ手抜きを覚えるねう」 |
![]() | 「差分4だと大きい評価値+0。差分3だと評価値+1.差分2や1でも評価値+1。差分0(同じのが二つ)だけ、評価+2」 |
![]() | 「そうそう」 |
![]() | 「ついでに・・・・・・なんで、ダイスの時の差分が20%ずつじゃないんですか?」 |
![]() | 「・・・・・君には多分、理解できないよ」 |
![]() | 「じゃ、いいです」 |
![]() | 『いいんですか?!』 |
![]() | 「これも、表を・・・・・」 |
![]() | 「えっへん。つくってありますー」 |
![]() | 「・・・・・・表だけはバッチリなんですね」 |
![]() | 「なんで、今まで解けなかったの?!」 |
![]() | 「数学の授業は、公式を丸暗記して勝負してたから、考える力がありません!」 |
差分と+シフト | ||||||
差分(A-B) | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | |
リアルデータ(A+B) | 2 | 1.6 | 1.4 | 1.29 | 1.19 | |
シフト | +2 | +1 | +1 | +1 | +0 |
差分と成功率表 | ||||
+4 | +3 | +2 | +1 | |
140% | 100% | 80% | 60% | |
差分0 | 50% | |||
−1 | ー2 | −3 | −4 | |
40% | 20% | 0% | −20% |
評価値 | リアルデータ | 評価値 | リアルデータ | 評価値 | リアルデータ | 評価値 | リアルデータ |
0 | 1 | 10 | 57 | 20 | 3325 | 30 | 19万 |
1 | 1.5 | 11 | 86 | 21 | 4987 | 31 | 28万 |
2 | 2.25 | 12 | 129 | 22 | 7481 | 32 | 43万 |
3 | 3.37 | 13 | 194 | 23 | 11222 | 33 | 64万 |
4 | 5.06 | 14 | 291 | 24 | 16834 | 34 | 97万 |
5 | 7.59 | 15 | 437 | 25 | 25251 | 35 | 145万 |
6 | 11.39 | 16 | 656 | 26 | 37876 | 36 | 218万 |
7 | 17.08 | 17 | 985 | 27 | 56815 | 37 | 327万 |
8 | 25.62 | 18 | 1477 | 28 | 85222 | 38 | 491万 |
9 | 38.44 | 19 | 2216 | 29 | 12万 | 39 | 737万 |
追加人数 | 評価値 | 追加人数 | 評価値 | 追加人数 | 評価値 |
1人 | +2 | 21〜31人 | +8 | 239人〜357人 | +14 |
2人 | +3 | 32〜47人 | +9 | 358人〜536人 | +15 |
3〜5人 | +4 | 48〜70人 | +10 | 537人〜804人 | +16 |
6〜8人 | +5 | 71〜105人 | +11 | 805人〜1206人 | +17 |
9〜12人 | +6 | 106〜158人 | +12 | 1207人〜1810人 | +18 |
13〜20人 | +7 | 159〜238人 | +13 | 1811人〜2715人 | +19 |
差分と成功率表 | ||||
+4 | +3 | +2 | +1 | |
140% | 100% | 80% | 60% | |
差分0 | 50% | |||
−1 | ー2 | −3 | −4 | |
40% | 20% | 0% | −20% |
差分と+シフト | ||||||
差分(A-B) | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | |
リアルデータ(A+B) | 2 | 1.6 | 1.4 | 1.29 | 1.19 | |
シフト | +2 | +1 | +1 | +1 | +0 |
装甲 | (体格+耐久力)÷2 |
白兵戦 | (体格+筋力)÷2 |
近距離戦闘 | (敏捷+筋力)÷2 |
中距離戦闘 | (感覚+知識)÷2 |
遠距離戦闘 | (敏捷+感覚)÷2 |
オペレート | (感覚+外見)÷2 |
医療行為 | (知識+器用)÷2 |